男性看護師の日常

男性看護師の日常や愚痴など様々ですが書いていこうと思っています。

子供の熱で困っている。子供の生体反応を知ろう!!

 

 こんにちわ

僕です。

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今日は、小さなお子さんがいる親御さんに向けての記事を書いていきます。

 

よく熱が上がったり下がったりする。

などの症状があって病院に受診するか迷ってしまう

なんてことを経験した親御さんも多いかと思います。

 

子供は、大人よりも体温が高いといわれています。

・乳児 36.3~37.4

・幼児 36.5~37.4

・学童から上 36.5~37.4      

 ※全て脇の下で測った時の温度です

 

このように37.5℃以下は発熱ではないとされています。

 

体温に関しても1日を通して同じではないです。

そのため、子供の平熱をあらかじめ知っておいたほうがいいです

 

調べ方は、元気な時に寝る前4回体温を測るだけです。

注意することは、食事前に測ることと運動後には測らないことです。

食事後や運動後は体温が上がるためです。

 

 

■子供の発熱で多いのは何か?

細菌やウイルスによる感染症が多いです。

・夏で多い熱は

 夏風邪、突発性の発疹、インフルエンザ、プール熱咽頭結膜炎)など

 

■子供の発熱の特徴

・体を守る防御反応ですが、小さいお子さんの場合

防御反応が活発なため、高熱が出やすいとされています。

・子供は、一度解熱したとしても防御反応が未熟なため

熱が再度上がってしまうことがあります

・細菌やウイルスがいなくなるまで、体温が上がったり下がったり

繰り返し、徐々に落ち着いていくというのが通常の流れです。

 

■こういう時には注意!

・体温が38.5℃以上

・吐き気、嘔吐がある

・長くせきが続いている

・ぐったりしている

・泣き止まない

・いつもと様子が違う 

 

などがあった際は、迷わずに外来受診してもらうようにしましょう。

 

■まとめ

・子供さんは、生体防御反応が未熟です。

そのため、発熱が続けば親御さんは心配に思われるのは当然のことです

これをみている人にとっていい情報になれば幸いです