男性看護師の日常

男性看護師の日常や愚痴など様々ですが書いていこうと思っています。

メンヘラだからといって距離を置いていないですか?実はあなたの関わりで変わるかも・・・

どうもこんばんわ僕です。

世間はお盆休みですが関係なく仕事していますw

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さあ今日も書いていきますよー

よく若い人たちから「メンヘラ」という言葉をよく聞きますよね。

ネット検索するとメンヘラとは

メンタルヘルス掲示板にいる様な人間」をメンヘラーと略す様になり、それがメンヘラになった。主に心に病気を抱えた人について使われる言葉として扱われている。

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イラストに関しては主の趣味で選んでいます

とネットでは書かれていました。

 

ですが、今の若い子たちのメンヘラは、

自傷行為や自殺、いき過ぎた破壊的行動に走るなどなど

そういったことの方が多いのかなと思います。

 

看護師として働いていると少なからずそういった行為をして救急車で運ばれてしまう

若い女の子をよくみます。

なんでこんなに多いのだろうと勉強したことがありました。

そうするとこれに当てはまるなと思う疾患が出てきたので紹介していきます。

 

■境界性パーソナリティー障害

パーソナリティ障害は、大多数の人とは違う反応や行動をすることで本人が苦しんでいたり、周りが困っているケースに診断される精神疾患です。

認知(ものの捉え方や考え方)や感情、衝動コントロール、対人関係といった広い範囲のパーソナリティ機能の偏りから障害(問題)が生じるものです。注意したいのは、「性格が悪いこと」を意味するものではないということです。

 

症状:衝動性が自傷行為につながることが多い。賭け事をしたり,安全ではない性行為を行ったり,過食したり,向こう見ずな運転をしたり,物質を乱用したり,浪費したりする。自殺行動,演技,脅しと自傷行為(例,刃物で切る,熱傷を負う)が非常によくみられる


www.msdmanuals.com

ついでに僕の書いたこの記事に書いてあるODもこの自傷行為に当たります。

kanngossi.hatenablog.com

 

治療:支持的精神療法、認知行動療法精神分析的精神療法などの精神療法(orカウンセリング)が行われます。
   薬物療法では、感情調整薬や選択的セロトニン再取り込み阻害薬SSRI)や少量の抗精神病薬がパーソナリティ障害の症状を軽くするのに有効であることがわかっています。

 

■現場では

・こういう患者さんの場合は、関わりに時間を費やしても関係を築くように頑張っています。

・特に若い女の子の場合は、僕たち男性看護師ではなく女性同士で話せるようにその日の受け持ちを変えるなどしています。

何気ない会話や日々の関わり、そんな些細なことでもしっかりその患者さんと向き合っていく姿勢を忘れずに僕は患者さんと関わるようにしています

・ですけど、どうしてもクソ生意気なやつも中にはいるんです。。。

 そういう患者さんは、看護師の対応も冷たくなります。

 現に僕も極力はないですけど度が過ぎていると。。。ねーwww

 

■最後に

・まとめと、僕の経験では何気ない会話や些細な日常会話などでも変わっていくと思います。

寛大な心を持って自分の心に余裕を持っていけばいいと思います。

メンヘラといってしまえば聞こえは悪いですけど、

僕はとても繊細で優しい人や人見知りな人が多いようにも感じます。

こういった人に目をそらさないでほしいです。

社会全体で変えていけば少しでもこういった病気で悩む人たちが少なくなっていくと思います。